· 

レイキヒーリングの正体②

前回の投稿「レイキヒーリングの正体①」の続きです。

 

「なぜ、エネルギーの流れが悪くなるのか?」といいますと、それは催眠で付けた煙突のような霊気の装置が時間と共に次第に解けるからだと考えられます。

 

煙突のような、この霊授の装置がずっとついた状態というのは、脳に過大な負担になり危険です。

 

なので、ある一定期間で装置が解除されるぐらいがちょうどいいのでしょう。

 

エネルギーの流れる感覚と滞ったエネルギー(病腺)の感覚を覚えるきっかけを作るというのが、レイキヒーラーが霊授を受ける大きな理由だと考えられます。

 

レイキなどは、「宇宙とつながって宇宙エネルギーを流すから疲弊しないが、気功は自身の気を送るから疲弊するから、宇宙エネルギーを流すために霊授が必要」というふうに言われているようですが、そうではありません。

 

本当は、霊授を受けなくてもレイキヒーリングを行うことはできるのです。

 

気功など、ヒーリングの多くは症状のある所や気(エネルギー)の滞っている箇所(霊気では病腺)に手を当てたり、エネルギーを送るようですが、レイキヒーリングは頭に手を置いて全身にエネルギーを流すことを基本にしているようです。

 

実は、この「頭に手を置く」が大きなポイントなのです。

 

頭に手を置くと受け手のエネルギーの流れが良くなります。

 

なぜかといいますと、頭の中の脳という器官は体全体の神経が集まっているからです。

 

神経には電気が流れており、神経と神経との間を電気信号によって情報を伝達しています。

 

生命エネルギー(気)の感覚の正体は、磁場感覚だと考えられ、そして磁場は電気が流れる周りの空間に起こります。

 

神経の電気信号の流れがスムーズなところは磁場の乱れがなく、電気信号の流れが滞っているところは磁場が乱れていると考えれば、エネルギーの滞り(病腺)の正体が磁場の乱れであることは容易に想像できます。

 

脳は全身の神経の集合場所でもあり、出発点でもあります。

 

そこに術者が手を置くことによって、受け手の脳の働きが活性化されます。

 

脳が司っている神経の始発と終着点は筋肉や感覚器ばかりではなく、内臓にもあります。

 

なので、脳が活性化されれば、筋肉や感覚器ばかりではなく内臓の働きも活性化されて体全体の神経の流れが良くなることで全身を取り巻く磁場が整うと生命エネルギーの流れが良くなるというのが、「頭に手を置く」レイキヒーリングのカラクリです。

 

レイキヒーラーが宇宙エネルギーを流すと言っているのは、実は、受け手自身のエネルギーの流れが良くなるだけの話です。

 

これは、レイキばかりではなく気功はじめとするエネルギー療法の原理だと考えられます。

 

見えない世界の話なので、そのようなインチクくさい話が、あたかも真実かのようにまかり通っています。(怪しさ倍増ですが、この怪しさによって神秘なものと解釈され、世界中に広まった理由なのかもしれません。)

 

なので、霊授を受けなくても、頭に手を置きさえすれば誰でもレイキヒーリングになるのが、本当のところです。

 

ただ、術者のエネルギーの流れが良くなければ受け手のエネルギーの流れも良くなりません。

 

これは、緊張している人といると緊張感を感じたり、逆にリラックスしている人といるとリラックスすると言った具合に、人は自身の体調や精神状態ばかりではなく、接する人の精神状態や磁場の状態に強く影響されるためです。

 

 また、頭に手を置くことは誰でもできることですが、誰でもできるからと言って、誰もが同じだけのヒーリング効果を上げられるわけではありません。

 

これは歌は誰でも歌えるけれど、上手い人も下手な人もいるのと同じことです。

 

なので、ヒーリングを行うものは日頃からエネルギーの流れが滞らないように自己鍛錬が必要だといえます。