ストレス社会と呼ばれる現在、正体不明の閉塞感が漂い息苦しさを感じている人も多いと思います。
この原因として、2つのことが考えられます。
まず考えられることは、便利な道具や機械によって身体を使う機会が少なくなったことです。
このことで道具や機械を使うためのマニュアルに従う生活が定着し、自身で工夫を重ねて身体を使わなくなると、脳の働きが低下して自身を統合する自己が形成されにくくなります。
次に、テレビやゲーム、スマートフォンなどによって催眠状態にして、そこから発信される情報を知らず知らずのうちに無意識(潜在意識)レベルに植え付けて価値観や行動を誘導するように洗脳(マインドコントロール)することです。
現在人は催眠状態に入りやすく、他からの情報を無批判に信じてしまう傾向にあり、筋の通らない固定概念や先入観が無批判に植え付けられやすくなっています。
自分では思い通りに行動しているつもりでも、実は、意図的に価値観や行動をコントロールされているのです。
洗脳(マインドコントロール)手法は宗教で行われていたもので、時の権力者が宗教と密接に関係を持っていたのは、宗教で用いられていた催眠状態に入るためのテクニックを用いようとしたからなのかもしれません。
政教分離の原則によって政治と宗教が結びつかなくなった代わりに、商業目的でメディアを使って購買行動を促すように洗脳(マインドコントロール)されています。
なのでテレビやスマートフォンを見る時には洗脳(マインドコントロール)されないように注意する必要があります。
ですが、洗脳(マインドコントロール)をしようとしているのはメディアばかりではありません。
もっと身近なところで、洗脳(マインドコントロール)の手法が頻繁に用いられているのです。
ブログにも書きましたが、以前、ある交流会の1テーブルで気が付かないうちに催眠状態に誘導されてマインドコントロールをかけられるさまを目の当たりにしたことがあります。
そのくらい洗脳(マインドコントロール)の方法は巧みで、さまざまなテクニックが複合して使われているので、数種類の手法を知っているだけでは防ぐことは難しいと言え、気づかないうちにかけられる危険性があるのです。
そこで、脱力クリエイトが提案する洗脳(マインドコントロール)から身を守る方法が「身体のバランスを整える」ことです。
身体のバランスを整えるためには自身の身体に意識を向ける必要があるため、自身を顧みることができるからです。
また、身体のバランスが整うことで骨で身体を支えられるようになると脳の負担が軽減し脳の処理能力が高まり意識がクリアーになります。
意識がクリアーになると感覚や直観力、洞察力が高まり、洗脳(マインドコントロール)をしようとする意図が読めるようになります。
このことで意識の狭窄(催眠)が起こらずマインドコントロールを受けにくくなると考えております。
過度のストレスや現在社会の閉塞感の正体は、洗脳(マインドコントロール)によって都合の良いように操作され、本当の意味での自由(自己の形成)が奪われているからのように思います。
洗脳(マインドコントロール)から身を守ることは、現在社会を生き抜く上で必要なスキルだと考えております。