これまで、自力整体のレッスンを「開運開脚(開脚レッスン)」という形で行ってきました。
開運開脚のレッスンを廃止して、
新たに、全4回コースで行う「脱力調整レッスン」へと変更いたします。
このことに至った3つの理由があります。
開脚は自力整体には向かない
一つ目の理由は、開脚は自力整体には向かないことです。
以前、元メジャーリーガーのイチロー選手が以前、
「毎日同じ練習を繰り返すことで、昨日との違いを知ることができる」
と言っていたのを記憶しています。
毎日、同じ動作を行い、昨日との違いを知ることは身体の調整を行う上で大切なことです。
人の体は日によってコンディション(体調)が異なるからです。
ですが、多くの人はそのことに気が付きません。
同じ動作を繰り返すことで、身体の変化に敏感に気づくことができます。
このような理由から、開脚のように覚える動作の多いワークは毎日続ける必要のある自力整体に向きません。
「脱力調整レッスン」では、毎日繰り返し行えるように行う動作を厳選しております。
開脚はハードルが高い
2つ目の理由は、
痛みや不調に悩んでいらっしゃる方々にとって開脚ストレッチは「ハードルが高い」です。
体を動かさなければ痛みや不調を改善することはできないのは紛れもない事実です。
痛みや不調の多くの原因は、血行不調によるものだからです。
ですが、痛みや不調があると体を動かすことに不安と恐怖が伴うため、無理な動作はできません。
このような方々に、開脚ストレッチはあまりにハードルが高すぎるのです。
それに対して、「脱力調整レッスン」で行う動きには無理がありません。
なので、痛みや不調のある方でも継続して行っていただけることが可能です。
開脚は「マッサージ・整体いらずになる」ための必須ではない
3つ目の理由は、
「マッサージ・整体いらずになる」ために開脚は必須ではありません。
一時期、開脚がブームになっていた時、
- 開脚で腰痛改善
- 開脚でダイエット
などという宣伝文句が言われていました。
しかし、これらの効果は開脚を行うから得られるものではないのです。
開脚ストレッチを行える人の多くが、
- 健康的な方
- スマートな方
が多いのは確かです。
ですが、開脚のできる人でも腰痛持ちの方もいますし、太った方もいます。
逆に、開脚ができない人の中にも腰痛知らずの方もいますし、スマートな方もいます。
なので、腰痛改善とダイエットとは直接関係なく、開脚が必須といういうわけではありません。
開脚ストレッチのできる多くの人は、比較的、体のバランスが整っています。
ですが、「体のバランスを整える=開脚ストレッチ」ではなく、開脚ストレッチのような多くの動作やダイナミックな動きをしなくても体のバランスを整えることはできます。
もちろん、開脚ができるようになれば体の痛みや不調は改善できます。 ですが、それまでに多くの動作を覚えなければなりません。
我々は、仕事に行き、多くの時間をかけることができないので動作が多いと継続できません。
そのために、少ない動作で効果を出す必要があります。
「マッサージ・整体いらずになりたい」と思っている方でも、無理なく体のバランスを整えるための方法して考案したのが「脱力調整法」です。
なので、目的を「開脚ができるようになりたい」人向けから「マッサージ・整体いらずになる」ことに変更することでワーク内容を厳選することができました。
この3つの理由が、開脚レッスンの廃止と脱力調整レッスンの開始への変更への経緯です。
なお、開脚の方法については、随時、動画で配信していきたいと思います。
開脚ストレッチのレッスン動画
今までの「開運開脚」のレッスンでは、自力整体のレッスンに多くの時間を費やしていました。
その理由は、体のバランスを整えた方が開脚を行いやすくなるためです。
自力整体の目的が「痛みや不調のある方でも体のバランスを整えることのできること」だったので、「開脚ができるようになりたい」と思っている方には遠回りだったこと。
自力整体の手法を用いらなくても開脚を行う動作の中で体のバランスを調整する方法を構築することができることが分かってきたこと。
このことから、開脚の方法と自力整体のレッスンとを分けた方が良いという考えに至りました。
開脚ができるようになりたい!と思う方は、ある程度、負荷のかかった動作を行っても問題のない方だと思います。
今は、動画で動作を発信することができる良い時代です。
開脚で行う動作は、大きな動作が多いので動画向けです。
何より、マスターするのに多くの時間がかかってしまいます。
レッスンを受け続けるよりも動画に合わせて行った方が効率が良いと思います。
そこで、今後の予定として開脚レッスンを動画形式で行っていきたいと思います。
動画を更新いたしましたら、随時、ブログに更新していきます。
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