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老化は脚から(生活習慣病の改善には運動)

老化は脚からと言わるように、脚の力と老化とは大きく関係しています。

 

脚の筋力が衰えると、腰痛になったり、膝が痛くなりやすくなります。

 

最近、問題になっているロコモティブシンドロームも脚と腰の機能低下が主な原因となります。

 

また、脚の筋力の低下によって体の冷えの原因となっているのです。

 

最近になって体が冷えることで様々な不調が起きることが知られはじめており、体が冷えない服や体を温めるグッス、体を温める食べ物を求める人も多いと思います。

 

しかし、グッスや食べ物によるものは一時しのぎでしかありません。

 

根本的に体温を上げるためには、基礎代謝を上げることです。

 

では、どのようにしてすればいいのでしょう?

 

手軽に行える方法が、脚の運動です。

 

脚には多くの筋肉があり、脚を動かすことで多くの熱を発生することができ、体が温まってきます。

 

また、筋肉を使うことで基礎代謝が上がり、冷えを改善することができるようになります。

 

また、脚を使う運動を行うことで下に溜まりがちな血液やリンパ液が心臓の方に押し上げてくれるので、おのずと血行も良くなります。

 

健康にとって必要なことは、「食事」「睡眠」「運動」ですが、その内で一番手軽に行えるのが運動です。

 

なので、体の衰えを感じている方に一番に行ってもらいたいのが運動なのですが、そのような方々にとって一番苦痛に思うのが運動です。

 

特に、脚の運動は特に敬遠されてしまいます。

 

生活習慣病の治療において、食事の制限については広く知られています。

 

ですが、それ以上に大切なのが、適度な運動です。

 

しかし、このことはあまり知られていません。

 

運動には、

  • 安静時の血圧を下げる
  • 血糖値を下げる
  • 血中コレステロールを下げる

など、高血圧、糖尿病、生活習慣病の治療と予防にとって大切な役割があります。

 

ただ、

  • 体力が衰えていたり
  • 冷えを感じたり
  • 体のつらい時

というのは、体を動かすことが億劫です。

 

これは、体を動かすために必要な熱が不足しているからです。

 

基礎代謝が落ちて熱を作り出す筋肉が少なくなっていると、身体を動かすために必要な熱が作り出せないため、体をうまく動かすことができません。

 

そうなると、さらに基礎代謝が下がるという悪循環に陥ってしまいます。その連鎖を断ち切るために、まず、動かしやすい環境を整えてから体を動かすようにするといいでしょう。

 

例えば、

  • 部屋を暖めてから適度な運動を行う
  • 暖かい季節に、身体を動かす習慣をつける
  • 布団の中で手足を動かしてから起きる
  • 腰かけた状態で腕の運動をして体を温めてから脚を動かす

などという方法があります。

 

無理は禁物です。

 

ご自身がきつくない程度の運動を継続して行うことです。

 

人の身体は動かすことを前提に作られています。

 

動かすことで、

  • 血行が良くなり
  • 基礎代謝が高まり

生命活動が盛んに行われます。

  • 老化は脚から

日頃から脚を動かす習慣を身に付けることが、老化を防ぎ、健康になるために必要なことなのです。

生活習慣病の改善には運動が大切

重篤な症状や骨折や脱臼などの時には、現代医学の力を使わなければ助かりません。

 

ですが、慢性的な疾患では、現代医学の力が発揮しきれないケースが多いように思います。

 

それは、なぜなのか?

 

現代医学(西洋医学)は救急処置という生命の危機に対する対処療法を前提に構築されるものだからです。

 

なので、救急処置を必要としない生活習慣病においても、対処療法的な方法となってしまいます。

 

 例えば、

  • 高血圧になると血管が破れてしまうリスクがあるから血圧を下げるための降圧剤

と言ったように、命に係わるリスクを回避するための予防的処置として薬が処方されます。

 

ですが、予防のためのものであっても、それらの処置は対処療法でしかありません。

 

しかし、それでは、生活習慣病を起こす根本的な要因を取り去ることができません。

 

根本的な要因を取り去らない限り、生活習慣病を改善することはできません。

 

今は生活習慣病と言いますが、以前は成人病と言われていました。

 

なぜ、そのように名前が変わったのか?

 

成人病と言われていた頃、中年以降に発症が確認されていた病気の総称を成人病と言いました。

 

ですが近年、成人に満たない子供見られるようになりました。

 

このことから、成人病を生活習慣病と改められたのです。

 

生活習慣病という名前のように、日常の生活習慣が、これらの病気の大きな要因となっています。

 

生活習慣病を予防し治療するために必要なことは、生活習慣を見直して、自身で生活習慣を改善することです。

 

薬で数値を下げて症状を緩和しても、それは一時的なものであり、自身で生活習慣を見直さない限り改善することはありません。

 

生活習慣を改善するためには食事が大切なことは知られております。

 

そして、睡眠も大切です。

 

人は睡眠時に痛んだ組織の修復が行われるからです。

 

もし、睡眠の時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりしたら、痛んだ組織を修復することができません。

 

そして、もう一つ大切なことがあります。

 

そう、運動です。

 

生活習慣病の治療に適度な運動が大切なことは現代医学でも言われており、運動を行うことによって生活習慣病の大きな要因となる

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症

などが改善されることが分かってきました。

 

では、なぜ運動が大切なのでしょうか?

 

運動を行うことによって、筋肉が使われます。

 

筋肉が使われると血液の循環が良くなり血圧が下がります。

 

また、筋肉が使われることで血液中のブドウ糖や脂肪が筋肉を動かすエネルギーとなるので、血糖値が下がったり、脂肪が減ったりします。

 

生活習慣病を予防するためには運動を行うことが大切なのは、そのためです。

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