霊に取り憑かれて、
- 体の調子が悪くなる
- 精神が不安定になる
- 運が悪くなる
なるなどのことが起こってしまうと言われています。
これを、霊障というそうです。
霊の存在自体が目にみえないものですので、肯定できませんが、世の中科学では解明できないことも多々ありますので否定もできないでしょう。
ただ、仮に霊というものが存在したとしても、霊によって、このようなことが起こるとは考えられません。
なぜならば、人が霊という物質ではないものによって操られたり、影響を受けるはずがないからです。
そのように考えると、不調や悪運を引き起こしているものは?
これら霊障を引き起こしているのは、変性意識だと考えられます。
霊障と変性意識の共通点
その理由は、霊障によるトラブルと変性意識による弊害に多くの共通点があるためです。
変性意識とは、脳の働きに誤作動(バグ)を起こした状態です。
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よく知られるのが催眠で、意識が狭窄して自意識が薄くなる変性意識のことです。
【関連記事】催眠とは(意識が狭窄する変性意識)
変性意識に陥ることで、心身にさざまな悪影響が及ぼされ、
身体的症状として
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頭痛など、体のあちこちが痛み出す
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呼吸困難
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胸の締め付けられる感覚
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冷や汗
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頭がボーッとなる
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感覚が過敏になる
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手足にしびれなど感覚の異常
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手足が異常に冷える
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のぼせ
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下痢
精神的症状として
- 幻覚
- 幻聴
- 妄想(被害妄想)
などが挙げられます。
これらの症状は、現代医学でいうところの心身症(自律神経失調症)や精神疾患です。
【関連記事】自己催眠の危険性(瞑想のリスク)
そして何より、霊障を患う人は、霊に囚われてしまっています。
これこそが、変性意識だと考ええる大きな要因です。
人は、何かに囚われると催眠という変性意識に陥ります。
霊に囚われることでも、変性意識に陥ります。
その囚われの度合いが強ければ強いほど、変性意識に深く陥ってしまいます。
なので、「原因不明の症状だから霊障」だと断言することは、とても危険なことです。
霊感商法というマインドコントロール
なぜかと言いますと、マインドコントロールをかけられる恐れがあるからです。
自分自身で霊の存在を自覚していて、霊の仕業であれば霊障でしょう。
ですが、そうではなく、他人に「霊の仕業」言わたのあれば、それは、詐欺かもしれません。
見えないものなのですから、なんとでも言えます。
自覚がないのに「霊のせいだ」と言わて納得するのは、おかしな話ではないでしょうか。
ただ、人は何かに囚われてしまう時、この時には不調やトラブルに囚われていると変性意識に陥りやすくなります。
そうすると、自意識が弱くなり、思考や判断力が鈍くなります。
そう、騙されやすくなります。
心身の不調だけではなく、騙されやすくもなるのも、変性意識です。
そうして、いつしかマインドコントロールをかけれてしまうという話はよくあります。
【関連記事】身近にあるマインドコントロールの罠
それが、霊感商法というやつです。
霊についての個人的解釈
ただ、個人的には霊はあるのでは?と思っています。
あくまでも個人的にはですが。
20年近く施術を行っておりますと気の感覚が身につきます。
その感覚を空間で感じることがあります。
私的には、これが霊感なのかな?と思っています。
おそらく施術を行っている人には、このような感覚を持っている人も多いのでは?と思います。
私自身は、スピリチュアル的なことには、ほとんど関心がありませんが、このような経験を通してスピリチュアルで言われているようなことも理解できます。
科学では説明できないこともあるとは感じています。
ただ、天使とか、悪魔とか、といった類にはインチキだと思いますし、動物霊についても懐疑的です。(特に、動物の霊が低級などという表現は、動物に対してとても失礼な話です)
このような感覚が身についたのも、施術をはじめるようになってからなので生まれつきではありません。
おそらく、施術によって深い変性意識に陥ったことが原因だったと思います。
(施術には、変性意識に陥りやすい、いくつかの罠があります。)
今は、普段の生活でほとんど感じなくなりましたが、意識を向けると感じることができるので、その能力自体は錯覚ではなく、人が本来持っている能力だと思います。
ただ、そのような感覚が薄い人にとっては、霊は恐怖の対象になります。
夏の夜などに行う怪談などが、良い例です。
ですが、幽霊など亡くなられた方の霊というのは、基本的に生きている人に害を加えることはありません。
幽霊よりも怖い生霊
むしろ怖いのは、生きている人の念、すなわち生霊のほうです。
生霊と言っても、
- 嫉妬心
- 恨み
- 憎しみ
などのネガティブなものから
- 気遣い
- 心配
などの思いやり
- あの人どうしているかな
と思い出す時など様々です。
このような時に、自身の念が相手に飛び、これを生霊と呼びます。
生きている人の念は、肉体が存在するので霊体にもエネルギーが補給されるため強力です。
それに対して、亡くなられた方には肉体がないのでエネルギーが弱くて当たり前です。
なので、亡くなられた方の霊が存在したとしても、生きている人に影響を及ぼせるわけがありません。
もし、霊による影響を受けてしまうとしたら、幽霊よりも生霊によるものが大きいと思います。
ただ、人の念(生霊)や幽霊によって、心身の不調や運が悪くなくことなどありません。
もし、霊による影響があるとすれば、体力がなくなっていたり、何かに強く囚われているためです。
決して、幽霊や生霊が悪さをしているのでありません。
それに影響を受けてしまうことに問題があるのです。
これこそが、脳のバグ(誤作動)「変性意識」です。
【関連記事】脳のバグ(誤作動)を起こす変性意識
変性意識状態に陥ると
- 自律神経失調症
- 統合失調症
などを患いやすくなると言います。
【関連記事】瞑想の危険性(変性意識のリスク)
スピ系の人が、天使が見えるとか神様と交信できるとかいうのは、明らかに統合失調症でしょう。
霊障を防ぎ、払拭するために必要なこと
変性意識は、
- 内臓の働きが悪くなっていたり、
- 何かに囚われていたり、
する時に陥りやすくなります。
霊障も、霊や念に囚われることで起こします。
基本的に、心身ともに健康であれば、霊や念に左右されることなどありません。
特に、霊感が強く、感受性が強い人は、そこに意識を囚われやすくなります。
なので、特に霊や念に意識を囚われてないように気をつけなければなりません。
そうしなければ、変性意識に陥ってしまい、霊障がひどくなるからです。
変性意識に陥ると、自律神経のバランスが崩れます。
このことが精神に作用し、精神が不安定になり、ひどくなると幻覚や幻聴が聞こえるようになります。
そう、脳のバグによって自律神経が乱れ、脳内で幻覚幻聴を引き起こすのです。
これが、霊障の正体です。
このような状態で生活すれば、気分も滅入ってしまい、ポジティブな気持ちになれるわけがありません。
ネガティブな気分で生活を送れば、ネガティブなことだけを拾ってしまいます。
そうすると、自分にとって不都合になるような行動を選択してしまい、結果として、運に恵まれなくなるのです。
霊感の強い人にとって、霊に囚われないようにすることは難しいかもしれません。
ですが、この囚われによって変性意識に陥り、霊障をこじらせる結果になります。
なるべく、霊に意識をフォーカスしないようにする。
そして、身体を整える。
このことで、内臓の働きが良くなり、身体が強くなり、変性意識から脱却することができます。
そうすれば、霊障も防ぎ、霊障を払拭できるようになると考えております。