脱力トレーニングを行うと、骨で体を支えることができるようになり、筋肉に余計な力を出すようにする必要がなくなります。
そうすると、筋肉を制御している出力による脳にかかる負担が軽減します。
その代わりに、
- 視覚
- 聴覚
- 嗅覚
- 味覚
- 体性感覚(皮膚感覚、重力感覚)
などの感覚信号を受信することに力を注ぐことができます。
また、背骨には脳と筋肉、脳と内臓といった神経のネットワークを司る脊髄が通っています。
近年、脳の活性化には内臓の働きが欠かせないとも言われており、内臓の働きが良くなることで内臓と脳との神経伝達が活発になることも知られています。
このことで、
- 筋肉のリラックス
- 内臓の機能の活性化
- 神経ネットワークの活性化
によって、脳の機能が高まり、結果として身体機能が全体的に高まります。
このことによって、身体感覚や空間認識力が高まります。
これが、センス(感性)が磨かれる大きな理由です。