多くのボディワークは、筋肉を鍛えたり柔軟性を高めることを目的とし、座位ないし臥位で行うケースが多いです。
それに対して、脱力トレーニングは骨の垂直抗力を利用することで体幹部のインナーマッスルを中心に全筋肉を連動させて動かす目的とし、立位ないし座位で行います。
そのため、既存のボディワークに馴染みのある人にはイメージが湧かないかもしれません。
なぜならば、既存のボディワークとは根本的に概念が異なるからです。
ですが、既存のボディワークを脱力トレーニングとを融合させることはできます。
医療の現場でリハビリスタッフとして働いていた時、
- 筋力訓練
や
- 可動域訓練
を施した経験に基づき構築したのが、脱力トレーニングの原型となっています。
このメリットは、筋肉に過剰な負担をかけることなく筋力をUPさせ、柔軟性を高めることができることです。
その理由は、既存のボディワークでは鍛えることのできない体幹部のインナーマッスルが使われるためです。
インナーマッスルが使われると、特定の筋肉に負荷をかけることなく体幹部と四肢(腕や脚)が連動して動かすことができるようになります。
そのため、今までのルーティーンを崩すことなく取り入れることができます。
インナーマッスルの働きを高め、体幹部と四肢(腕や脚)とを連動させて動かすためのメソッドが大田式調整動作®︎の脱力トレーニングです。