脱力トレーニングについて · 2022/02/22
武道やスポーツなどでも体が大きい人が優位であることは事実です。 体が大きければ、相対的に体重があり、力が強いからです。 もちろん、体重や力だけで勝敗が決まることはありませんが、基本的に体重や力は優位に働く大きな要素になります。 それに対して、合気道や武術では 力を必要としない とか 脱力が大切 だとかと言われています。...
脱力トレーニングについて · 2022/02/15
動画サイトなどで合気道の先生のデモンストレーションを目にすることがあります。 それを見て、 なんで足を外向きになるように構えるのだろう? と疑問に思いました。 人が、相手に対して垂直に構えようとすると前足を内向きにして構えるのが自然です。 実際に、他の武道や格闘技などでもそのように構えます。...
体の動きの質を高めようとする時、身体を鍛えようとすると思いがちです。 体を鍛えることは良いことですが、体を鍛えれば体の動きの質を高めることができるというのは早計です。 例えば、筋トレやコアトレもそうです。 これらのトレーニングは身体の調整が本当の目的です。 トレーニングを行うことで 筋肉のバランス 神経の働きのバランス 骨格の位置...
脱力トレーニングについて · 2021/07/30
ストレッチというと「ゆっくりと伸ばす」というイメージが強いかも知れません。 ですが、ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチとがあり、ゆっくりと伸ばすストレッチは静的ストレッチになります。 以前は、静的ストレッチが広く勧められてきました。...
脱力トレーニングについて · 2021/04/29
人は、重力に逆らうことで姿勢を維持しています。 その力を垂直抗力といいます。 【関連ページ】身体軸について これは、重力に対して地面が押し返す力のことで、運動学では床反力(地面の反発力)と言います。 体重よりも床反力が強い状態を荷重といい、体重よりも床反力が弱い状態を抜重といいます。...
脱力トレーニングについて · 2021/04/28
武術系の技法に「膝抜き」というのがあります。 居付かない、予備動作のない動きに必須だと言われています。 私の個人的な見解では「膝抜き」は予備動作であると考えています。 「膝抜き」は武術の動きというよりも、スポーツで用いられるフットワークとは異なる技法として考え出されたものでしょう。...
脱力クリエイトは、脱力体を作る「脱力トレーニング」をテーマにしています。 その中で、「瞬間動作」という予備動作を行わないフットワーク法を提案しています。 予備動作とは、動き始める前に 進行方向と逆方向に体重をかける 体を浮かす 体を沈める などの動作です。...
脱力トレーニングについて · 2021/01/06
片足を伸ばしたまま真横に上げた形がアルファベットのYに似ていることからY字バランスと呼ばれる片足立ちがあります。
脱力トレーニングについて · 2020/12/29
小学生の頃、逆上がりの練習をした方も多いと思います。 実は、私は運動音痴で逆上がりができませんでした。 親に練習を手伝ってもらい、数か月の猛特訓の末、やっとの思いでできるようになったことを覚えています。 数年前、近くの公園で、ふと 「逆上がりをしてみよう」 と思いやってみると、 なんの苦労もなくできたのです。...
体を柔軟にしようと思い、一生懸命ストレッチを行う人もいるかと思います。 しかし、一生懸命に伸ばせば伸ばすほど筋肉が硬くなります。 なぜならば、筋肉には伸ばせば縮むという性質があり、伸張反射と言います。 伸張反射とは、筋肉が速いスピードで伸ばされた時に、瞬時に筋肉が縮む生理的反射です。...